なるみ庵
民謡のお仲間に水間寺の寺僧をされているMさんがおられます。
この方は以前、水間で料理屋をされていたそうです。お手製のかき餅やふりかけをよくいただきますが、いずれも良い塩梅でとても美味しいです。
昨日、民謡の先生が
「Mさん、ふりかけに山椒は使うやろ」
と、山椒の実を持って来てくださいました。私も少しいただきました。

裏山の山椒も気になりましたが、今回いただいた分だけで下処理をしました。
独特の鼻を抜ける香りがたまりません。
二分茹で、水にさらしました。
糠床用にビリッと刺激を残した分は、三十分さらし、佃煮に入れる少しマイルドな刺激の方は六時間水に浸けました。
昼からK氏がT氏とやってきました。世間話から政治、文化の話と大盛り上がりでした。謡の話になり、K氏は子供の頃に母に連れられて謡を習ったそうです。
謡は、「うたうまでに段階がある」と、違いを聞かせていただきました。
段々にお能の世界に入っていくような雰囲気になりました。また薪能の炎に声が反応するのだと。息継ぎは役柄で変わるのだとか。
「幽玄の世界に入って、この世とあの世の繋がりを感じた」と、大変興味深いお話でした。
K氏は御年、八十歳。ペースメーカーを入れていると伺ってます。
ですが、場を凌駕するお声でした。
恐れいります。






















































