季節が変わっても相変わらず残暑が続いています。どんよりした停滞感のご時世もまた相変わらずです。民主党のお二人のお話を聞けば聞くほど、日本の未来に大きな不安を感じてしまいます。この国の政治構造が問題なのでしょうか?世界の潮流、うねりについていけない様に思います。生みの苦しみといえば聞こえはいいが、政権交代の選択は、結果大きな付けを回されているようにも思えてきます。自民党にしても、民主党にしても内向きな政治に明け暮れし、国民の意思と乖離した存在になっています。政治が国民と分離すると、危険な要素がいろいろと出てきます。
そのような事は国政だけではないでしょうね。いたるところで構造破壊、社会不安を見聞きいたします。「未来が見えない閉塞感がいつまで続くか」、そのようなことが言われてどれくらいの月日がたったのでしょう。バブル崩壊から20年。とうとう行き付くところまで来たように思います。末期自民党政権からなんら変わらず続いている閉塞社会を、結局政治は社会を好転させることなく、日本沈没に向かわせるのか!日本民族が持つあの永遠の悲劇の繰り返しとなるのか。
ま、そのような事のないようしっかりみんなで見ていきたいと思っています。このところブログを上げるにも時間と気力を失いかけていましたが、55歳の誕生日を迎えて、一言二言想いを書いてみたいと思いました。9日から娘が孫を連れてきていたので、賑やかな生活を楽しんでいました。孫は来てよし、帰ってよし。爺婆も慣れない疲れで、正直帰ってくれるとほっとしています。孫も一歳になったので記念に陶板を作り、そこで手と足の型をとりました。焼き上げると実物の寸法より一割ほど小さくなるのですが、どこか風景が化石のようで、時間がたつと面白い記念になるでしょう。
工房はオーダーを頂いた「玄緒香合」が品よく仕上がり、無事オーダー主に送ることができました。先ほどお礼のお電話を頂き、大変喜んでいるとお伝えていただきました。じっくり手間をかけ、お客様がイメージされる作品を一つ一つ作り出していくのは、我々以上にお客様にとっても嬉しいことでしょう。その幸せを共有できることは作り人にとって大変うれしいことです。今回もまたいい思い出ができました。
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