成熟社会の実現は

成熟社会の実現は

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こんばんは。長く梅雨が明けない状態が続いています。各地に大きな影響が出始めているようです。山口県の災害もひどいですが、このような状態が続くと東北の冷害が一段と心配になってきます。総選挙もあり、日本列島がぐらぐらと根底から揺り動かされているようです。地殻変動が起こるのでしょうか?人心は大きなマグマを抱えているようで、そこをしっかりと解決できる方向性を持った政党に国民は力を与えたいと望んでいます。

戦後日本は大衆社会を産み高度成長を遂げました。70年、80年一億総中産階級を産み出し世界の日本、ジャパンイズナンバーワンとまで言われました.
戦後官僚政治の結晶,黄金時代だったと思います。横並びの消費がブームを産み、あらゆる国内消費の原動力にもなったと思います。

実は陶芸ブームもまた長く続いていたのです。もしかすると私が陶芸を志した時昭和49年から、かれこれこの数年前まで長く続いていたのではないでしょうか?気が付けば私もとっくに50を過ぎて、同期の人から全く展示会の案内が来なくなっています。不義理を続けてきたせいもあるのでしょうが、それだけではないようです。みんな達者で活動しているのでしょうか?

私たちの工房は元気ですよ。お陰様で忙しく仕事に追われています。自分の事ばかりにかまけていて、陶芸界が今どのようになっているのかさっぱり状況がつかめていません。年に一度クラブの人たちを連れ窯業地を見学に行くのですが、衰退どころか全く違う町になってしまったようにも感じています。

今までの概念では未来が構築できなくなっています。断然面白くなってきた!と思うのは、自分の中の若造が強がってほざいているだけなのかもしれませんが。しかし民主無血革命なんて成熟社会の実現を少し夢見ている夏の夜なのです。

今日の工房は火曜教室でした。雨の中6人のメンバーがそろい、各自の作品作りに没頭していました。夕方蜩の声が山々に響き、しっとりと心が濡れていきました。

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