山蕗 キャラブキ

山蕗 キャラブキ

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きょうは春の小雨、芽ぶきの雨が降っています。裏山の蕗がかわいい葉でこの雨を受けています。葉の上で雨が玉になりころころと転がり、くきをつたって根に運んでいきます。

5月の連休あたりに、一度大きくなった蕗を刈り、きゃらぶきを作ります。指先を真っ黒にして蕗のスジをとり、さんしょの実と醤油、みりんで炊き込んでいきます。
 
きゃらふきは山路を旅すれば、どこにでも売っていますが、私は鞍馬寺の山門で売られている物が好きで、昔は出かけるとよく買って来たものです。これも各家庭によって味付けが色々で、やはりどちらかと云えばシンプルで素朴な味が好まれる様です。

これから多くの山菜が出てきます。朝の散歩の行き帰りでも、タラの芽、ゼンマイ、わらびなど芽ぶきの様子はかわいいく、目に優しい色どりは私を春の空気の中に溶け込ませてくれそうです。

工房の近くに「彩の里 たわわ」という自然農業公園があります。ここでは四季折々の取りたての野菜が売られています。近郊農家で取れるここならではの野菜や山菜が朝市で売られています。人気が出てきたのか、大阪市内からのお客さんも増えてきたそうです。

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