工房日記

京焼 おもだか文四方小皿-絵付け

陶主は貝塚市山手地区公民館、陶芸クラブの指導に行きました。
絵付けは色絵おもだか文四方小皿です。オモダカは最近あまり見られなくなった植物ですね。水辺に生える草で白く小さな花をつけます。私も残念ながら自然の中で見たことはないです。絵付けをしながら、変わった形の葉っぱだなと思いましたが、実物を見て納得しました。このままの形です(笑)
左の写真は青もみじ文平向付の焼き上がりです。また焼き上げ作品で紹介致します。


20140418京焼 色絵青もみじ文平向付

青もみじの仕事

陶主は色絵青もみじ文角向付の型起こしです。絵付けは青もみじ文平向付の色盛りです。この角向付もそうですが青もみじの仕事は少し長引きそうですね。皆様お付き合いくださいませ(^^)


2014429134256.jpg京焼 色絵青もみじ文平向付ー絵付け

青もみじの仕事

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鉋(かんな)制作

仕事は鉋(かんなー削るための道具)作りからです。角向付の底面を削るのにちょうどいい鉋を作っています。器によって鉋の刃の形が全部違うので、新しい器を作るときはよく鉋を作ります。その鉋を使って削り仕上げです。絵付けは紅葉の葉脈描きを終え、色盛りです。

鉋(かんな)制作京焼 青もみじ文角向付ー削り仕上げ京焼 青もみじ文平向付ー絵付け

鉋(かんな)制作

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京焼 青もみじ文角向付ー型起こし

仕事は京焼「青もみじ文角向付」の型起こしです。たたら板を面の大きさに切り分け、先ず側面をドべをつけて引っ付けます。同じくドべを付けて底面を付け、叩き棒で型の上から叩いて土を〆て完成です。絵付けは写真を撮り忘れましたが、青もみじ文平向付の葉脈描きの続きです。


京焼 青もみじ文角向付ー型起こし1京焼 青もみじ文角向付ー型起こし2京焼 青もみじ文角向付ー型起こし3

京焼 色絵青もみじ文平向付ー割付

昨日焼いた青もみじ文大鉢と雲錦手鉢があがってきたので写真撮影(写真は後日アップします)を済まし、早速、納品の準備です。陶主は貝塚市山手地区公民館、陶芸クラブの指導に行きました。仕事は京焼「色絵青もみじ文平向付」の割り付けです。

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道八写雲錦手鉢ー上絵付け

仕事は京焼「青もみじ文角向付」の型制作です。面を綺麗に仕上げていきます。絵付けは青もみじ文大鉢を仕上げ、焼きあがってきた道八写雲錦手鉢の上絵付けです。紅葉と桜のがくと葉を入れていきます。その後、青もみじ文平向付の絵付け用意に入りました。

石膏流し型ー原型制作京焼 青もみじ文平向付ー絵付け用意

京焼 青もみじ文大鉢ー絵付け道八写し雲錦手鉢ー絵付け

京焼 青もみじ文大鉢ー絵付け

仕事は新作色絵青もみじ文平向付の削り仕上げです。絵付けは同じく青もみじ文大鉢の絵付けです。黒で葉脈を入れていきます。色盛りをしたものはこれも青もみじで猪口を作りました。今年はいろいろと青もみじの新作を作ろうと思っています。


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京焼 青もみじ文平鉢ー絵付け

今日は三田からお客様が来られました。昨年の秋にこにしやさんという大変美味しいお料理屋さんに行かせて頂きました。そこの大将と奥様、若大将が遊びに来られました。切れ者の料理人さんだけあってとても面白いお話を聞かせて頂き、楽しい時間を過ごしました。有難うございました。仕事は陶主は青もみじ文平向付けのトンボ(ろくろ水びきの際のサイズ取)を作って制作の用意です。絵付けは青もみじ文平鉢の絵付けです。


とんぼ制作京焼 青もみじ文平鉢ー絵付け

京焼 百合形向付ー削り仕上げ

仕事は百合形向付の削り仕上げです。絵付けは新作の青紅葉文角向付の絵付けをし新作吉野山箸置きに色をいれました。これで完成ではありません。熨斗の箸置きはサイドに色を入れ、昨日の鉢ともに窯に入れました。その後青紅葉文平鉢の絵付けです。紅葉の葉脈を入れていきます。


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京焼 百合形向付ー型起し

仕事は百合形向付の型起しです。たたら板(薄くスライスした土の板)を百合形に合わせて切り叩いてしめます。それを型の中央に合わせて角を決めていきます。全体の形が出たら口元をカットして起こし完成です。絵付けは青紅葉平鉢です。割りをつけていきます。


京焼 百合形向付ー型起し京焼 百合形向付ー型起し京焼 百合形向付ー型起し

京焼 百合形向付ー型起し京焼 色絵青紅葉文平鉢ー割り付け

京焼 百合形向付ー型起し

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窯詰めー2014.03.17

仕事は昨日の素焼きを出して撥水剤をかけ、口元に茶をまいて仕上げたあと釉薬をかけました。道八写しの鉢は少し大きさがあるので内側から柄杓を使って釉をかけました。柄杓がけと言います、一見簡単そうですがかけるタイミングがものをいいます。釉を直して窯詰めをしました。内容は道八写し雲錦手鉢、乾山笹図向付、青紅葉文角向付見本です。


施釉ー柄杓がけ施釉窯詰め

 

乾山笹図向付ー下絵付け

絵付けは乾山笹図向付の下絵付けです。ゴスは淡く、鉄はしっかりと遠近感が出るように描いていきます。笹図を描くときはこの筆というのがあります。いい筆は筆が描いてくれる位に気持ちよく絵付けができます。しかし筆は消耗品で筆先がなくなったり、毛が抜けて細くなったりしてだんだん線が変わってきます。定期的にいい筆を求めるのですが、筆屋さんが言うにはいい材料もいい職人も減ってきているらしく、結構深刻です。

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乾山笹図向付ー下絵付け

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