杜若紋

飯碗見本制作

造りの仕事は、新作飯碗の見本轆轤引きです。絵付けチームは杜若紋向付の割付。この割付の工程が肝となります。花紋小皿の追加分の割付です。

 

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飯碗見本制作

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流水紋を描く

仕事は杜若紋向付の削り仕上げです。絵付けは乾山竜田川紋向付の重ね盛りと銀彩流水もみじ紋平向付の続きです。先にもみじを描いて流水に銀を入れていきます。この流水紋は水の流れを感じさせるように器の見込みに合わせて一枚づつ描いています。乾山竜田川向付は10枚の絵替わりです、こちらも色合いを見ながら仕上げていきます。


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銀彩流水もみじ紋平向付

仕事は杜若紋向付の削り仕上げです。絵付けは乾山竜田川紋向付の色盛りと銀彩流水もみじ平向付の仕上げです。この絵柄は一枚かき上げるのに結構な時間がかかります。今回はこれで焼きますが、銀彩が輝くようにもう一度重ね盛りをしていきます。

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オーダーの実例

Aさんのケース

料理がお好きなAさんは盛るお皿で料理が変わることをご存じで、いろいろと食器をお探しでした。工芸店様で水間焼伏原窯を知り、来店して下さいました。陶主との器の話が弾み、Aさんはオーダーメイドに興味を示して下さり、注文に至りました。ご注文は、Aさんが昔から好きだった撫子紋をテーマにしたお湯のみと、前から欲しかったという杜若紋のお皿、この2点を「絵付けオーダー」して下さいました。

 

8月17日 工房へ来訪。Aさんのお好みを聞き、ご希望の器の選定をして頂きました。
8月23日

イメージスケッチイメージスケッチを送信。ご希望やご不明な点をお聞きしました。
この時に簡単なお見積もりの提示をさせて頂きました。

同日、早々のお返事を頂き、イメージの了承を頂きました。

8月26日 正式な見積もりのメール送信。見積金額、振込先案内の提示をさせて頂きました。
8月28日 制作過程制作過程制作過程のメール送信。作業工程の簡単な説明と写真をお送りしました。
8月31日 完成写真完成作品メール送信。完成した作品をいち早く見て頂きまました。
9月1日 発送。きちんと梱包し、Aさんのもとへ発送しました。完成写真

 

*今回のケースは早いめの仕上がりですが、都合により多少の予定の変更がございます。予めご了承くださいませ。

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オーダーの実例

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2008年6月の焼き上げ作品

初夏の色と言えば、なんと言っても青でしょう。古来日本でいう青は今でいう緑になりますが、ここでも青もみじといい、緑を使っています。

京都八瀬の比叡山登り口近辺はこんもりと高野川を覆うようにもみじの木々が生い茂っています。

7月、蝉しぐれの中、鮎の釣り人がもみじの木漏れ日にすっかり青く染まる風景を思いおこしました。

色絵青もみじ紋鉢

色絵青もみじ紋鉢1

ようびさんの6月の予約販売の作品です。二年程前からの作品ですので、この季節定番になってきました。

ごま豆腐が入って大変おいしそうに盛って頂いたそうです。

京焼き杜若四方

京焼き杜若四方小皿1

六月の季節に合う四方小皿、杜若紋が焼き上がりました。大胆に杜若を描き込んでみました。四寸に満たない小皿に空間を大きくとり梅雨の空を写しとりました。燕が飛んでいるのが見えるでしょうか?

二〇枚焼きあげる事が出来ました。昨年から多くの杜若を題材に作品にしてきました。シリーズ四方皿にも一点付け加えることが出来ました。

京焼き芙蓉四方小皿2

京焼き扶養紋四方皿

季節は進みます。
瓢箪とかぶるかも知れませんが芙蓉を描いてみました。
まだ夏の日差しの残る中、どこからかふっと吹く風に秋を感じた時芙蓉がふわふわと揺れている情景に季節が変わったことを感じ、夏が過去に変わった寂しさを覚えたことがありました。

瓢箪、おもだか、から始まった四方小皿の季節シリーズはこれで菊、椿、桜、藤、杜若、芙蓉と八枚が揃って来ました。一二枚まで揃えたいと思っています。さて、何を描きましょうか。アイデアを募集いたします。(笑)

2008年5月の焼き上げ作品

京焼き杜若紋大皿京焼色絵杜若紋大皿

尺一寸の大皿に杜若をデザインしました。宗達の屏風に杜若がありますが、ヒントをもらいました。金の使い方で面白い表現ができました。昨年は七寸の平皿に描きましたが原型はこの大皿です。やはりのびのびとして6月の風を感じることが出来ます。
まずまずの仕上がりで満足しています。

 

京焼き四方藤紋小皿藤の四方絵皿が焼けました。

もう季節が終わってしまいましたが10枚焼き上がりました。小さい房は金で描いています。思ったより手間が掛かってしまいました。
買われる方は大変お得ですね。

これからは杜若、芙蓉と続きます。四方の絵皿がラインナップされて面白くなってきます。お楽しみにしてください。

京焼四方絵皿

一昨年から続いている四方絵皿の新しいデザインが焼き上がりました。季節ごとの組み合わせが楽しみな絵皿です。

椿と瓢箪の間を埋める季節ものということで、藤、杜若、芙蓉をデザインしました。シリーズですので同じ調子のリズムで描いてみました。


四方皿三点見本