呉須のテストを緊急にしています。椿紋の蓋向こうと千鳥紋の蓋向こうの呉須を濃くするためです。そのためだけの窯焚きです。午後3時に窯を入れ、朝まで夜通しで焚きます。7種類のテストピースで2日後には作品にしなければなりません。
食器の面白さのひとつに季節があると云うこと、その為に期日がはっきりしている事です。特に新しい物を作っていく時は一つひとつ手直しの注文が入ります。寸法は作り直せますが、色はそのために材料から全部組立を考えた上でテスト焼きをします。
今回は今までの呉須よりも濃く、渋い色を要求されています。考えられるケースから7種類を選びテストをしています。
さて、どうなるでしょうか?いよいよ、押し迫って来た感じで面白いですねえ。
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