年末は28日まで出荷に追われ、バタバタと工房の片付けもままならない内にとうとう新年を迎えました。毎年の事ですが、何とか余裕というものが欲しいものです。が、ままならないものです。
本年はここ数年取り組んできた古清水や仁清といったものに、もっと自分なりに深味を加えていきたいと願っています。また、多くの方々の認知度も少しずつ高まって来ています。
いつもこころの中で、絵画と陶芸が一つになる器を考えています。そういう意味から乾山は奇才を放っていると考えています。作り手から見た乾山は、誰もがなしえなかった領域に踏み込んだパイオニヤでした。
本年はその山を登るべく色んな角度から乾山を研究したいと思って居ります。
さて、どこまで行けますやらお楽しみに。
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