ヘラ作りをしています

ヘラ作りをしています

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こんばんは。ゴールデンウィーク明けとあってか、今日はごとびといえども何となく車も空いていてお疲れ気味の月曜日です。

近頃工房は何かと気ぜわしくざわついて居ります。色々な仕事を入れているせいもありますが。最近磁器を復活させたので、以前と違って三本柱で仕事を進めています。一つに色絵を主体にした古清水系の焼き物。それには仁清も含まれています。また工芸店様からの乾山陶器の注文もたくさん頂くように様になりました。またそれに加え磁器の復活。一見磁器や土ものが混在してばらばらな様に思えますが、私には共通する物を感じて仕事を進めています。

特に磁器は窯の焼成方法も違うし、扱う原料も根本から変わって来ます。同じ工房でこの様に土もの、磁器ものの仕事をするということは滅多にないのですが、どうしても私は磁器を手放す思いになれず、またお客様の要望も増えて来て、今年から復活させることにしました。今は徐々にですがオーダーメイドを中心に仕事を進めています。今回も蕎麦猪口、七寸皿にオリジナルの絵付けをしセットでお使いになられるという方からの注文を受けています。因みに乾山も磁器の仕事をしているので、乾山磁器で新商品を考えて居ります。

今日の仕事は十草紋飯茶碗のシリーズもので「大汲み出し」と「夫婦茶碗」の寸法割り出し、それらに合わせたへら作りをしました。肌理の細かい土なので寸法や形状が少しでも狂うと、全く違った作品に見えてしまいます。故に慎重にへらを合わせていきます。

ヘラ作り

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