こんばんは。一挙に夏休みモードに入ってきました。先週までの梅雨はどこへやら、変わり身の激しい夏となりました。季節が変わると同時に、我が家の台所で行列をなした蟻たちもまた、どこかに行ってしまいました。今日は身体が火照りやたらテンションの上がる一日でした。午後7時になると、空一面赤く夕焼けに染まります。蜩のなき声が山間にこだましていきます。とうとう全面夏の景色になりました。
昨日も今日も工房は休みなく仕事を続けています。梅雨の期間仕事も停滞していましたが、この一週間天気予報は晴れマークが続いていて、ここで一気に遅れを挽回したいと思っています。
乾山食器、銹絵呉須絵桔梗紋深向こう、描き落し葵紋大鉢二種。すたっふMさんが描いている、金描色絵毬紋5寸皿を今月25日までに納めたいと思っています。今週何とか一窯焼いて、ようびさんに持っていこうと段取りしています。押せ押せで天気とにらめっこしながら仕事をしています。
昨日、藤原誠太著「だれでも飼える 日本ミツバチ」という本を買いました。現代式縦型巣箱でらくらく採蜜、という副タイトルが付いています。この春何の知識もないまま始めた養蜂(?)ですが、巣箱の中の様子もわからないまま夏になってしまいました。分蜂は終わったと思うのですが、これからどうなっていくのか、進行具合がさっぱりわかりません。
丁度そのような時、経済新聞にこの本が掲載されました。これだと思いさっそくネットで調べ買って読み始めたばかりです。なかなか面白く、これはどうも自分としては嵌りだしたと感じています。日本ミツバチといい関係でいたいと思い出しました。
日本ミツバチと暮らす生活って、考えても豊かな思いになります。もっと勉強してみたいと感じています。この地域厳選の蜜を味わってみたいなあ、と今からわくわくしています。
ここに来た当初、畑を借りいろいろな野菜を作りました。手作り野菜と手作り食器。子供たちに情操豊かな暮らしをさせたいと思っていました。今は畑を耕す時間もなくなってしまいました。しかし今回日本ミツバチはかなり自分としていい感じになれそうです。みんな喜んでもらえるし、日々観察することも楽しみになります。工夫も必要だし、箱も改良をしなくてはいけないでしょう。いろいろと手間がかかりそうですが、やり甲斐もありそうです。
蜂蜜ができたら陶器でポットを作ってみたいと思っています。さて、どうなるでしょうか?秋の楽しみといたしましょう。
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