こんばんは。梅雨も終盤になり各地で大雨の被害が続出しています。皆さんの地域は大丈夫でしょうか?私の住んでいる貝塚市の山間部では、今のところ大きな変化はありません。しかし今夜から明日いっぱいにかけて断続的に大雨が降るということです。
この地域は昭和40年代に一度大きな洪水にあっています。三日も四日も雨が降り、奥の山では木が何本か倒れ、それが川を塞ぎダム状態を作っていたそうです。その夜はどのくらい雨が降ったかわからないといっていますが、どどどぉぉーん、と闇を突く不気味な音とともに、一気に田畑はもちろんのこと、川の付近の家々も、あっという間もなく押し流されたということです。怖いですね。
それで大阪府はここに大きな砂防ダムを築きました。それでも10年ほど前、川があふれるほど降った時がありました。その時は気が付けば一週間雨が降り続いていました。村の人もその時はかなり気をもんでいました。
そのことを思えばまだまだ山は十分貯水ができると思います。昨年地滑りで広島の特養老人ホームが土砂で埋まってしまいました。その時の地滑りは、今までのような地層表面の地滑りとは違って、深層的な地滑りと聞きました。いったいなぜそれが起こったのか?その特集をNHKで見たことがあります。すべて異常気象と言ってしまうのは避けたいと思うのですが、確かにこの10年近くは地球規模で大きな変化が起こっていると思います。
CO2の温暖化も大きくな影響と思いますが、今地球は1万5千年周期で氷河期に向かっているとも言われています。どちらにしても大きな変化が今起きていることは確かなようです。各国はこの認識で食糧の備蓄であったり、水の確保であったり、自前エネルギーの確立に急いでいると聞きます。
日本は今どのようにこのことについて実行されているのでしょうか。目先の政局ばかりが毎日報道させています。管首相の魂の抜かれた顔を見ていると、首相の器ではないように思えてきます。秋には政界編成が起こるかもしれませんね・
と色々考えてみましたが、今日の仕事場は、乾山桔梗紋深向こう轆轤挽きしました。桔梗紋は秋の器ですので、今月には納品しないといけません。葵紋の大鉢も急いでいます。来週は梅雨も明け本格的に夏がやってくると聞きます。いいお天気が続くと品物もよく乾いてくれるので、仕事に弾みがついてきます。
もう少しで夏が来ます。今日蜩のなく声を聴きました。
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